起床
朝ごはんを食べ、身支度をして出社します。
安城技術センター
矢藤 和輝
入社後、自動車のボデー設計を経験した後、コンプレッサーの品質保証業務を経験し、現在はコンプレッサーの開発および試験評価業務を担当しています。
コンプレッサーは車内を快適に保つカーエアコンの心臓部にあたり、普段あまり目にすることはないと思いますが、小型・軽量・低燃費などの環境性能、信頼性など独自の技術力で世界をリードしています。トヨタ車はもちろんのこと、各国のカーメーカーに幅広く搭載され、世界トップシェアを誇る製品です。
試験評価には様々な種類がありますが、私は世に出る前のコンプレッサー耐久試験を担当しています。自動車の変革期と言われている中、コンプレッサーも同様に変革期を迎えています。
従来以上の耐久性を求められるだけでなく、使用方法も単に車内空調だけではなくなってきており、今までにない耐久条件を提示されます。その中でも、過去に実績のない試験条件を実施することがあり、条件の再現性に苦労しました。耐久試験は文字通りコンプレッサーに対して厳しい試験になるので、想定以上の使われ方を模擬してあげる必要があります。前例があれば、過去の実績からおおよその圧力、温度など目安があるのですが、前例がないと1から狙いの試験条件を見つけ出す必要があります。
ここがエンジニアとして技量が求められるところで、冷凍サイクルの理論に基づいて指定された試験条件をいかに効率的に見つけ出し、最終的に無事にコンプレッサが試験を終えたときは毎回やりがいを感じます。ここに至るまで2、3年かかりました。
前職では県外の施工管理会社に勤務していましたが、ワークライフバランスが崩れており、残業や休日出勤が多く、十分な休息が取れない状況でした。そのうえ、会社の体質的にも改善が難しく、努力が給与に反映されないなど、働く意義を見出せず転職を決意しました。
次の職場では、地元である愛知県で働きたいという思いがあり、求人媒体を通じてTJEのことを知りました。
愛知県で働けること、そして豊田自動織機の子会社であるという安定性に魅力を感じ、入社を決めました。
自身が関わった製品が世の中で流通した際、エンジニアとして何とも言い難い喜びを感じることができます。
特にコンプレッサーは多くの車種に搭載されており、身近な存在です。「この車にも自分が関わった製品が使われている」と実感できる瞬間は、エンジニアとしての誇りにつながっています。お客様が快適にドライブできる空間づくりに貢献できていることも、やりがいの一つです。
また、後輩が以前は単調にこなしていた作業に対して「なぜこの作業が必要なのか」と理由を考えるようになったことも嬉しい変化です。
エンジニアには自分で考える力が求められるため、そうした姿勢が少しずつ身についてきているのを感じると、育成の面でもやりがいを感じます。
現在の職場は比較的新しい環境ということもあり、改善の余地が多くあると感じています。
その中で、自分の意見が通りやすく、「もっと良くしたい」という思いを上司に直接伝えることができ、会社としても前向きに動いてくれる点に魅力を感じています。
大企業ではなかなか実現しづらいことですが、TJEでは自分の意見が反映され、実際に職場が良い方向へ変わっていくのを実感できるため、こうした柔軟な環境はTJEならではだと感じています。
社内には10代から40代まで幅広い年齢層の社員がいますが、年齢に関係なく仲が良く、人間関係はとても良好です。若手でも意見を言いやすく、風通しの良い職場環境だと感じています。
日常的に雑談も多く、休みの日の過ごし方や今日のお昼の話など、プライベートな話題も気軽に交わせる雰囲気があります。
上司とも距離が近く、焼肉に連れて行っていただいたり、お互いの好きな自動車の話で盛り上がったりしています。
仕事とプライベートのメリハリがしっかりしていて、充実した生活が送れています。
仕事に集中する時はしっかり取り組み、休む時はしっかり休むことができており、非常に満足しています。
年次有給休暇も気兼ねなく取得でき、急な家族の体調不良などがあった際にはフレックス制度を活用して柔軟に対応できる環境です。
休日はキャンプやドライブ、料理、釣り、ロードバイクなどを楽しんでおり、子どもと公園で野球をするなど、家族との時間も大切にしています。
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朝ごはんを食べ、身支度をして出社します。
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フレックスを使用しています。
一日の初めにスケジュールやメールの確認をします。
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