社員インタビュー

制御技術センター

平澤 利枝

Q1.現在の仕事内容について教えてください。

入社して大変だったことなどエピソードを教えてください。

 

入社してから一貫して、ディーゼルエンジンの制御開発業務に従事しています。入社後は豊田自動織の碧南工場で派遣就業を経験し、現在はトヨタ自動車の本社にて、豊田自動織機の方々と共に業務を行っています。リモートワークも活用しながら、日々業務を進めています。

業務に取り組むにあたり、まずは開発部品の名称や制御の流れ、エンジンの仕組みなど、基礎的な知識の習得が必要であり、理解するまでに苦労しました。特に、エンジン制御のソフトウェアは複雑で、既存の仕組みをベースに変更を加えるケースが多く、構造を把握するのに時間を要しました。
一人で悩むこともありましたが、自分なりに調べて仮説を立てたうえで、先輩や上司に相談することで課題を乗り越えることができました。自分の考えを持ったうえで相談することが、結果として「解決の近道」になることを実感しました。
また、職場には豊富な知識と経験を持つ信頼できる先輩方が多く在籍しており、日々の業務の中で多くの学びを得ています。そうした方々の知見を吸収しながら、自ら考え行動する姿勢を大切にし、判断力や問題解決力を高めてきました。

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Q2. 転職を考えたきっかけや、当社の入社の決め手を教えてください。

 

前職ではシステム開発・設計会社で、ハイブリッドエンジンの開発に携わっていました。主にV字開発モデルの下流工程にあたる、ソフトウェア単体の作成や検査業務を担当していました。5年ほど同じ業務に従事する中で、業務の全体像が見えづらく、点でしか仕事を理解できないことに悩みを感じていました。次第に「自分は何をしたいのか」「この仕事にどんな価値があるのか」が分からなくなり、やりがいを持てなくなっている中で、より上流工程に携わりたいという思いが強くなり、転職を考えるようになりました。
TJEを知ったきっかけは転職フェアで、制御開発において、開発方針を決定づける重要な工程でもある仕様作成業務の話を聞き、大きな魅力を感じました。
そして、愛知県で腰を据えて働ける環境であること、希望していた上流工程に携われる点が、入社の決め手となりました。

Q3.TJEで働く魅力を教えてください

 

現在は複数のプロジェクトを任され、豊田自動織機の社員の方々と同様の業務を担当しています。主な業務は仕様の策定であり、仕様内容を正しく理解したうえで、上位者へ説明し、正式な仕様として発行しています。
自分の名前が入った仕様書を発行することには責任を感じますが、それがやりがいにもつながっています。また、業務を通じて頼られる場面が増えたことも嬉しく感じています。
期限内に仕様を完成させ、内容に課題や指摘がないときは達成感があり、上司から評価されることも励みになっています。

Q4.TJEだからこそチャレンジできる!と思うことを教えてください

 

TJEには設計、試験評価、生産技術など多様な職種があり、豊田自動織機のさまざまな業務領域に関与しています。
業務状況や個人の適性なども考慮されますが、希望を出すことで新たな職場にチャレンジできる環境が整っている点は、強みだと感じています。
また、上司との距離が近く、「何かあればいつでも相談してほしい」と声をかけてもらえるような、話しやすい雰囲気があります。こうした風通しの良い環境があるからこそ、自分の意志を持って新しいことに挑戦しやすいと感じています。

Q5.社内の雰囲気や社員同士の関わりについて教えてください。

 

日々の職場では、豊田自動織機の社員の方々と和気あいあいとした雰囲気の中で、密にコミュニケーションを取りながら業務を進めています。
親身で気さくな方が多く、相談しやすい環境が整っており、チームとして協力しながら仕事に取り組めています。

TJEの制御技術センターでは、年3回ほど定期的にミーティングが開催されています。ミーティング後には懇親会もあり、普段は離れた場所で就業しているメンバーと直接顔を合わせる貴重な機会となっています。
また、ミーティング用のグループで進めるミニプロジェクトや情報交換を通じて、社内のつながりやコミュニケーションを深めています。ミニプロジェクトに関する日々のやり取りには、主にTeamsを活用して連絡や情報共有を行っています。こうしたオンラインでのやり取りと、定期的な対面の場を組み合わせることで、メンバー間の連携を保っています。

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Q6.お仕事とプライベートとの両立について教えてください。

エピソードあればぜひ教えてください。

 

年次有給休暇は自由に取得できる環境で、私は旅行が好きなので、複数日連続で休暇を取り、大好きな沖縄に行くこともあります。
フレックス制度も活用しており、通勤ラッシュを避けるために朝6時45分に出社したり、15時45分に早めに終業することもあります。また、リモートワークも可能で、予定に合わせて柔軟に働き方を調整しています。例えば、少し遅めの時間に業務を開始したい日は、リモート勤務を選択することもあります。現在は週3回の出社を基本としながら、業務とプライベートのバランスをうまく取っています。
こうした制度のおかげで、仕事に集中しながらも趣味やリフレッシュの時間をしっかり確保できており、日々の生活にメリハリが生まれています。

➃

一日の流れ

  • 05:15

    起床

    身支度をして、渋滞を避けるために早めに出社します。

  • 06:45

    出社

    フレックスを使用しています。
    ほぼ誰もいないので、静かな環境で自分の予定を落ち着いて整理できます。
    対応中の業務の進行をします。

  • 11:00

    改善ミーティング

    チームメンバーとミーティングを行い、業務の効率化や改善点について意見を
    出し合い、必要に応じてツールの作成なども行っています。
  • 12:00

    ランチタイム

    最近はお弁当を持参して、自席で食べています。
  • 13:00

    ミーティング

    グループ内のミーティングです。交通安全に関する事例共有や、業務の相談・
    進捗確認を行う場です。
  • 13:30

    業務進行

    対応中の業務の進行をします。
  • 14:00

    レビュー

    仕様出しがある時は、この時間あたりで上司とレビューを行います。
  • 15:00

    業務進行

    対応中の業務の進行をします。
  • 17:00

    終業

    始業時間を早めているため、15:45に終業する日もよくあります。
  • 18:00

    帰宅

    夕飯を食べたり明日のお弁当を作ったりします。
    その後は、絵を描いたり、ゲームをしたり趣味の時間を満喫しています。