起床
定時後の時間を大切にしたくて早めに出社していて、
今では早起きが習慣になりました。
制御技術センター
森 宇嶺
入社後は、エンジン制御に関わるソフトウェアの開発・評価を担当しています。特に、法令で定められた排出ガスなどの要件を満たすための「法規対応」に向けたデバッグ業務が中心です。
エンジンソフトが狙い通りに動作するかどうかを、シミュレーターと実機の両方を使って試験・評価しています。まずはシミュレーションで問題がないことを確認し、その後、実際の機械にソフトを組み込んで、期待通りに動作するかをチェックします。
最近では排出ガス規制がますます厳しくなっているため、規制に対応するためにソフトを改良することも増えています。その際には、環境性能と出力性能などの「背反」の関係(例えば、環境性能を高めるために改良をしたことで、エンジンの出力や加速性能が低下する)を実機で検証することもあります。理論的な仮説を現実の機械で確かめることで、環境性能の向上にも貢献しています。
入社当初は、社内で使われている専門用語の理解にとても苦労しました。先輩たちの会話がまるで暗号のように感じられ、何を話しているのかさっぱり分からなかったのを覚えています。
そこで、分からなかった言葉や内容をメモに残し、後から先輩や上司に質問するようにしました。ありがたいことに、質問すれば丁寧に教えてくれる環境が整っていて、コミュニケーションの一環として積極的に質問することが歓迎されていました。
そうした日々の積み重ねの中で、少しずつ知識を増やし、業務の幅も広がっていきました。ある時、先輩から「そろそろやってみる?」と言われ、報告資料の作成だけでなく、報告まで任されるようになりました。最初は先輩が担当していた報告業務も、持ち回り制にすることで自分がメインで担当する機会が増え、アウトプットの質も向上していきました。こうして一歩ずつステップを踏みながら、知識の「引き出し」を増やし、担当できる範囲も広がっていきました。
今でも日々勉強の連続ですが、学んだ分だけ自分の成長を実感できることが、何より嬉しいです。
大学では情報工学を学び、卒業後は複合機メーカーに就職しました。ソフト系の仕事を希望していましたが、配属はメンテナンス部門。会社に不満はなかったものの、やりたいこととのギャップに「このままでいいのか」と考えるようになりました。
そんな時、TJEで働く大学時代の先輩から「うちの会社ならやりたいことができるんじゃない?」と声をかけられたことが転職のきっかけです。ソフト開発に加え、上流工程から携わりたいという思いがあり、選考で感じた社風の良さやキャリア形成を支援する姿勢にも魅力を感じて入社を決めました。
自分がやりたいと伝えたことをすぐに任せてもらえる環境があり、過去の経験が活かされる瞬間にやりがいを感じます。積み重ねてきた知識やスキルが業務の中で自然につながる場面があり、「あ、これってここで使えるんだ!」と気づいた時に面白さを実感します。
具体的な説明は難しいのですが、直近で嬉しかったこととして、学生向けインターンシップの講師を担当した経験があります。これまでエンジンソフトのプログラムのコードを大量に見たり、複数比較して「どうなっているのかな」と考えることが多く、そこで自動車業界の開発現場で使われる、C言語の構文や記述のルールを身につけることができました。その知識を学生に伝える中で、業界のルールや実務の視点を共有でき、自分の経験が誰かの学びにつながることに喜びを感じています。
私が所属する制御技術センターは比較的新しい組織で、新しい業務に挑戦できるチャンスがあります。現在担当している業務以外にも、さまざまな案件に触れる可能性や新たな業務を提案する機会があり、選択肢の広さを感じています。
実際に、デバッグ業務だけでなく、業務改善ツールの作成にも携わらせてもらっており、幅広い業務に挑戦できるのがTJEの魅力です。自分の意欲次第で新しいことに取り組める環境が整っているため、成長の機会が多く、日々やりがいを感じながら働いています。
上司をはじめ、どのグループのメンバーも話しかけるとフレンドリーで、業務の合間に雑談をすることもあります。年代はさまざまですが、話しやすい雰囲気があり、自然とコミュニケーションが取れる環境です。
私が所属する制御技術センターは複数拠点にまたがる組織ですが、定期的なミーティングやミニプロジェクトでの活動を通じて情報交換を行っており、顔と名前が一致する関係性が築かれています。
また、他の技術センターの若手メンバーともつながりがあり、業務後に食事に行くなど、部署を越えた交流もあります。こうした関係性が、仕事のしやすさや安心感につながっていると感じています。
フレックス制度を活用し、早めに出社して早く退勤することで、名古屋まで車で移動してライブハウスに行くこともあります。業務はしっかりこなした上で、趣味の予定に合わせた働き方ができるのは嬉しいポイントです。
年次有給休暇も取得しやすく、土日のフェスに参加した後、月曜日に休みを取ることもあります。また、祝日が出勤日のため、祝日休みの友人と予定を合わせることも可能です。
仕事とプライベートのバランスが取りやすく、自分らしい時間の使い方ができる環境です。
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定時後の時間を大切にしたくて早めに出社していて、
今では早起きが習慣になりました。
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一日の初めに、前日の退勤後に届いたメールやチャットを確認し、
その日のスケジュールに沿って報告資料のチェックなど、必要な対応を行います。
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